決定版 英語シャドーイング【改訂第2版】
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商品コード: 0025013
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門田 修平/玉井 健 共著
A5判書籍267ページ、音声ダウンロード・電子版付き
2025年11月発売
●本書は『決定版 英語シャドーイング【改訂新版】』(2017年3月刊)の改訂第2版です。トレーニング素材19本のうち4本を入れ替えるとともに、最新の研究成果を踏まえて解説部分を適宜書き直しています。
●音声は語学ジャンルの人気アプリabceedにも対応。スマホでも簡単に、すぐに聞くことができます。書籍購入者は音声付き電子版も無料で利用できます。
■シャドーイングを科学する
聞き取った英語をそっくり真似て自分の口から出し、コンマ何秒遅れで「影のように」そっとついていくシャドーイング。英語の発音はもちろん、そのリズムやイントネーションまで正確にキャッチする力がつき、リスニングに速効があることが実証されています。「耳と口と脳」を同時に使うという集中力を必要とするトレーニングですが、短期間で「自分の耳は変わった!」「英語用の耳が手に入った!」と実感できます。第1部では、なぜシャドーイングが英語学習に大きな効果があるのか、復唱する力だけでなく、「聞く」「考える」「話す」をほぼ同時におこなうスピーキング力も高まるのか、そしてなぜリーディング力にまで影響するのか、そのメカニズムを解明します。
■スピーチ、ニュース、インタビューなど、多彩な素材で実践トレーニング
第2部は実践編。英語レベル別に3段階に分けて、19本のトレーニングメニューを用意しています。比較的ゆっくりしたスピードのモノローグからスタートして、ネイティブ同士のナチュラルな会話、ニュース、朗読、エマ・ワトソンとオバマ大統領のスピーチ、『トップ・ガン マーヴェリック』劇場公開時のトム・クルーズへのインタビューへと続きます。
シャドーイングで成果を上げる秘訣のひとつが、自分のレベルに合った、自分で興味のもてる素材を選ぶこと。レベルとしては現在の自身の英語力より、何段階かやさしいものからスタートすることがポイントです。
■英語レベル別5~6ステップ・トレーニング
シャドーイングの最終形は、文字を見ずに耳だけで実践するもの。いきなりシャドーイングに挑戦してもうまくはできないものです。最初は大きな声は出さず、口の中でぶつぶつつぶやいてみる→次にテキストを見ながら音声に合わせて音読する→リズムやストレスやイントネーションに集中する→意味内容に意識を向ける→最後に自分の声を録音して客観的に自己分析するといった、ステップを踏んだトレーニングでコツをつかむことが重要です。本書は素材ごとに最適なステップとそれぞれの注意点をアドバイスします。
【第1部】 シャドーイングの科学--なぜシャドーイングは英語力を伸ばすのに効果があるのか?
(1) シャドーイングとは何か?
(2) なぜシャドーイングが、英語の学習法として効果的だと考えられるようになったか?
(3) そもそも私たちはどのようなプロセスでことばを覚えるのか?
(4) 外国語(第二言語)はどのようなプロセスで覚えていくのがよいか?
(5) シャドーイングはどのようにしてリスニング力を向上させるか
(6) どのようにしてシャドーイングが人の学習能力を向上させるか?
(7) シャドーイングとリーディングの関係
(8) どのようにしてシャドーイングがスピーキング力を向上させるか?
(9) まとめ: シャドーイングの4大学習効果
(10) シャドーイングで潜在学習効果を上げるための7カ条
【第2部】ゼロから始めるシャドーイング実践トレーニング
[Stege 1]
(1) トーク 「温泉について」
(2) トーク 「日本の天気について」
(3) 会話 「バーで男女の会話」
(4) 会話 「図書館で利用者と司書の会話」
(5) ニュース VOA News「新年の決意」
(6) ニュース VOA News「アメリカの選挙は、なぜ11月の火曜日におこなわれるのか?」
[Stage 2]
(1) インタビュー 「作家クリストファー・ベルトン」
(2) トーク VOA Learning English「Everyday Grammar」
(3) エッセイの朗読 「名前と聖書の関係」
(4) ニュース VOA News 「公衆の前で母乳の授乳をすることについて」
(5) フリートーク 「英語ネイティブとってのカタカナ語」
(6) 記事の朗読 「バージニアからの手紙: サンタクロースはいますか?」
[Stage 3]
(1)(2) スピーチ「エマ・ワトソン: One Young World講演」
(3) インタビュー「トム・クルーズ: 映画『トップ・ガン マーヴェリック』」
(4)(5) スピーチ 「オバマ大統領広島演説」
(6)(7) インタビュー 「オプラ・ウィンフリー: 映画『大統領の執事の涙』」